100の思考実験

  • 紀伊國屋書店 (2012年3月1日発売)
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『時間の観念から解き放たれないと向き合えない戯れのような存在』
残念ながら、我慢して読んでいたが断念。
それは、難しいという表現はあたらない。
「読み進める意欲を醸し出してくれない」
大学時代の授業でこういう感覚を味わったのを思い出した。高名な教授で受講生も多いのだけど、まったく授業に惹きつけられない。単位も欲しいし、必修だからなおさら辛かった。
あの感覚。
100のテーマ自体(特に副題)には惹きつけられるけど、【設問】を読んで、【解説】となると、なんか雲を掴むような感覚。この感覚を楽しめというのか、この感覚の奥にあるものを探り当てろというのか?【設問】立ち上げた問いを、蹴散らされて、取り乱されて、再度新たな問いを浴びせられた感じがすることが何度かあった。新たな問いを与えられるのは読書の喜びのひとつだけど、地に足がついていない状態で更に、大きな風船

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感想投稿日 : 2017年8月4日
本棚登録日 : 2017年7月29日

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