‘灰色官僚’と呼ばれる大蔵汚職官僚がビルから落ちて死んだ。自殺と片付けようとする警察上層部にたてつきながら、事件の真相を追究していく刑事たち。検察、マスコミにまで圧力をかける警視庁、大蔵省、首相近辺の暗いつながりにどこまで近づけるのか。
なんだか実際の事件を元にしたような話だよね。役人の不審な死とか。取引、かけひき、揉み消し。一体なにを信用すればいいのか。知らないままで過していくのが一番なんだろうな。ただフィクションだなって思ったのは、刑事の恋人とかが取引現場とかに出てきて結局殺されてしまったこと。一般人がそんなに事件に関与することってあるのかな?役所公司、大竹しのぶ主演のドラマ化。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2010年8月15日
- 読了日 : 1999年4月22日
- 本棚登録日 : 1999年4月22日
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