いま、会いにゆきます

著者 :
  • 小学館 (2003年2月27日発売)
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本棚登録 : 5803
感想 : 994
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再読(多分3度め)
前回ほどではないけど感動しました

今回は半年ほど前に市川拓司さんの前作「Separation(愛しあう二人が別離してしまう2篇の話)」を読んでたせいか、本作と色々リンクしてるんだなと思った
同じ離別の話ではあるけど個人的には本作のほうが悲しみが少なくて好きです

未来を知りながら澪の「大丈夫よ」「行きましょう。先に進むの」というセリフはとても強いなと感じた



【気づいた関連点】
・教会の「バードマン」という名の牧師(本作では名前だけでしたが、前作を読むと素敵な人だと思えます)
・神の奇跡のような御業によって別れてしまう前作(妻が幼くなってしまう話)と、奇跡によって再会できる本作
・自身の病気を理由に一方的に突き放しそのまま再会することのない前作と、それでも再会することのできる本作

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年12月27日
読了日 : 2014年12月13日
本棚登録日 : 2014年7月20日

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