春に孵る (バンブーコミックス 麗人セレクション)

著者 :
  • 竹書房 (2011年4月27日発売)
3.50
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本棚登録 : 230
感想 : 25
4

国枝センセの妖しいお話、大好き。
・表題:叔父2人と少女の話。朗らかに悪い奴な攻めに地下室で鞭打たれる受(見るからに病んでる)、のぞき見してしまう姪。そして大学生になった姪のもとに……
・当然の結末:サラリーマン2人の小編。
・十三夜幻灯:幻想的な、お伽噺の怪談のような。彼岸花の咲き乱れる永遠の世界。逃げ出し現実に戻り、やがてまた新で戻ると、彼岸と名付けた男に切り刻まれてしまう。ホラーとグロ。
・枷、あるいは束縛:監禁される大学の先生。初老?おっさん?×生徒。最後に超オチで逆転。
・夢のあとさき:変な形の天使に夢をかなえてもらう。
・手のひらの上:耳たぶの理由の2人?ちょっとこれは入ってきませんでした(汗)

みんな気の利いたブラックユーモアあふれる小片というか掌編というか。とてもうまくまとまってるけれど、まあ、普通のBLではないかな……。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BLコミック
感想投稿日 : 2014年9月10日
読了日 : 2014年9月10日
本棚登録日 : 2014年9月10日

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