生存するのも危ういほどの賃金しかもらえず、その低賃金の
ために、平均をはるかに下回る年金しかなく、もちろん貯金もない
女性たちは、どんな老後をおくれるのでしょうか。私は、まじめに
働きつづけてきた人間が、年をとってから生きて行くのが不可能な
年金制度で平然としている国はどう考えてもおかしいと思います。
その国が世界一のお金持ちというから、いよいよ話はわからなくなります。
この国は―恐ろしい国ですね。
本文より抜粋
目次
第1章 もう1つの老後
第2章 “子殺し”に母親を追いつめた低賃金長時間労働(宇都宮)
第3章 母親を“餓死”させる“豊かな国”の福祉(札幌)
第4章 見えない老後―この国は恐ろしい国(広島)
対談“買う福祉”を買える人々・買えない人々(久場嬉子氏と)
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- 感想投稿日 : 2008年11月14日
- 本棚登録日 : 2008年11月14日
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