この国は恐ろしい国: もう一つの老後 (人間選書 130)

著者 :
  • 農山漁村文化協会 (1988年10月1日発売)
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 8
感想 : 2
5

生存するのも危ういほどの賃金しかもらえず、その低賃金の
ために、平均をはるかに下回る年金しかなく、もちろん貯金もない
女性たちは、どんな老後をおくれるのでしょうか。私は、まじめに
働きつづけてきた人間が、年をとってから生きて行くのが不可能な
年金制度で平然としている国はどう考えてもおかしいと思います。
その国が世界一のお金持ちというから、いよいよ話はわからなくなります。
この国は―恐ろしい国ですね。
本文より抜粋

目次

第1章 もう1つの老後 

第2章 “子殺し”に母親を追いつめた低賃金長時間労働(宇都宮)

第3章 母親を“餓死”させる“豊かな国”の福祉(札幌)

第4章 見えない老後―この国は恐ろしい国(広島)

対談“買う福祉”を買える人々・買えない人々(久場嬉子氏と)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2008年11月14日
本棚登録日 : 2008年11月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする