拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 6-5 新しい太陽の書 1)
- 早川書房 (2008年4月23日発売)
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感想 : 31件
ウルフの濃密で精妙な世界を四部作で楽しめるとはなんという贅沢、とゴールデンウィークまで取っておいた。しばらくはセヴェリアンの世界を説明する描写が続き、ストーリーが始まらない。けれどその断片が引き込んでくれる異世界の上質なリアリティにうっとりしているうちに、歯車が回りだす。
現代の地球人らしき人物が唐突に登場したりして、どう回収されるのかまったく想像がつかない。通常のファンタジーよりふた周りくらい大きな物語の予感。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
英米 - 小説/物語
- 感想投稿日 : 2014年4月27日
- 読了日 : 2014年4月27日
- 本棚登録日 : 2014年4月26日
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