教育工学の研究法について網羅的に概観している。個々の事項について詳しく知りたい場合には物足りないが、全体像を概観するには良い本だ。
個人的にはデザイン研究の解説が興味深かった。私がやりたいのはこれなのではないかと改めて確認できた。今は実験計画法に基づく、実践の効果測定ばかりを行っているが、いずれは学習者同士の交互作用を引き起こす学習法の構築に取り組みたい。今行っている実践はそれにつながっているものであるかどうか、確認しながら進めて行きたい。
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- 感想投稿日 : 2013年7月31日
- 読了日 : 2013年7月31日
- 本棚登録日 : 2013年7月31日
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