モンゴルの草原に暮らす少女・マラル。馬に乗り、羊を飼い、風を追う自由な暮らし。しかし、マラルも来年には小学校入学のために草原を離れねばならず、学生の兄も遊牧はせず町で暮らしたいと言う……。
図書館本。
ネットで見ただけの付け焼き刃だが、モンゴルの遊牧民の子供は小学校入学と同時に、親から離れて寮に入る、あるいは町に住む親戚の家から学校に通うのだとか。
2008年以前は小学校入学年齢が8歳だったそうで、この本は2004年出版、マラルは7歳くらいか。
タイトルは内容とはそれほど関係はなく、序盤で一度出てくるだけ。
ストーリーも少々つかみ所がなく、たまに時間がポンと飛ぶので状況を把握しづらい。
作中に出てくる町はウランバートルだろうか? 建物の密集がすごい。木造家屋とゲルが入り雑じっているのも独特だ。
モンゴル出身力士の台頭で結構身近になってきたモンゴルだが、まだまだ知らないことがいっぱいだなあ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年12月21日
- 読了日 : 2023年12月21日
- 本棚登録日 : 2023年12月21日
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