森に挟まれた、父・息子・娘の3人が暮らす家。森の木々は版図を広げようと毎年種を飛ばし、父は他の草木1本たりとも生えないよう芝生の手入れを続ける。年月が過ぎ、老いた父は町へ引っ越し、森と父のひそかな戦いも終焉を迎える。買い手のつかない家の敷地に、やがて木々が芽吹き始める……。
図書館本。
「どこいったん」等とはカラーがガラリと違う、静かな大人の絵本。ふりがなの無い漢字がズラズラと出てくるし、文体も完全に大人向け。自分で読むなら小学校高学年以上かな?
アメリカらしい広々とした風景に魅了される。この“広々”の原因はあまり良いものではないのだけれど。
ワイエス好きな人、こういう風景いかがでしょう?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2023年12月3日
- 読了日 : 2023年12月3日
- 本棚登録日 : 2023年12月3日
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