木に持ちあげられた家

  • スイッチパブリッシング (2014年10月25日発売)
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感想 : 15
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 森に挟まれた、父・息子・娘の3人が暮らす家。森の木々は版図を広げようと毎年種を飛ばし、父は他の草木1本たりとも生えないよう芝生の手入れを続ける。年月が過ぎ、老いた父は町へ引っ越し、森と父のひそかな戦いも終焉を迎える。買い手のつかない家の敷地に、やがて木々が芽吹き始める……。

 図書館本。
「どこいったん」等とはカラーがガラリと違う、静かな大人の絵本。ふりがなの無い漢字がズラズラと出てくるし、文体も完全に大人向け。自分で読むなら小学校高学年以上かな?

 アメリカらしい広々とした風景に魅了される。この“広々”の原因はあまり良いものではないのだけれど。
 ワイエス好きな人、こういう風景いかがでしょう?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2023年12月3日
読了日 : 2023年12月3日
本棚登録日 : 2023年12月3日

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