ここまで読んできた4巻分の中で、一番、どう味わえばいいのかわからない話だった。前評判で期待しすぎてしまったのかも。
自分を救い出してくれなかった母親に対する複雑な感情。実のところ、それがどういうものなのかは具体的に書かれておらず、読者自身が想像しているものを携えてこの巻を読み始める。だから、どう読むのかが本当に人次第なんだなと読み終えて気づいた。最終巻まで読んで、もう一度この巻を捉え直してみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年4月8日
- 読了日 : 2022年4月8日
- 本棚登録日 : 2022年3月29日
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