「その企画、ちゃんとたくらんでる?」という問いかけ
からはじまる本書。企画書をつくることが目的化してして
しまい、肝心の企画そのものは、おろそかになってません
か?という著者の問いかけである。企画は現状を理想に
かえるための手段であり、現状の問題点を解決するための
ものではないという。
「たくらむ」とは、常識ではないことを考えるこや
予想や期待を良い意味で裏切り飛び越えること。そして
十分にたくらまれた企画は世界を前進させる推進力に
なるという。
たしかに有用な企画は必要。でも、パワポを使いこ
なして自己満足し、またその企画書をありがたがって
受け取る有象無象がいてもいんじゃね。世の中、有益
なものだけじゃ疲れますよ~。有害なものは、ない方
がいいけど、無益なものはすこしくらいなら、緩衝材
としてあってもいんじゃね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
社会科学・経済・経営管理
- 感想投稿日 : 2015年5月24日
- 読了日 : 2015年5月24日
- 本棚登録日 : 2015年4月5日
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