著名古典の一作。
ミステリではあるが、いかんせん昔の作品(だから、古典なのだが)であるので、謎のオチは「そのまんま」という感じで、期待しすぎると拍子抜けするかも知れない。
ただ、本作の素晴らしいところは、登場人物の個性が際立っているという点ではなかろうか。執事ベタレッジもさることながら、ほかの登場人物も総じてみな、人物を確立させている。
物語運びもなかなか上手いので、読ませる読ませる。
やはり、古典的名作たる、と読了して思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2013年5月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年5月6日
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