アップル、グーグル、マイクロソフトはなぜ、イスラエル企業を欲しがるのか?

  • ダイヤモンド社 (2012年5月18日発売)
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この本は、インドとシンガポールでベストセラーになっている。

翻訳された言語は、中国語(中国と台湾)、韓国語、ロシア語、ポルトガル語(ブラジル語)、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ベルギー語、チェコ語、ヘブライ語、トルコ語、スペイン語、そしてアラビア語。
これからの10年(この本は2012年に書かれた)、科学と産業分野にとって最も驚異的になる。

第一は人工知能の進歩

第二は、科学分野における発見の爆発的な増加

    主に中国とインド、世界中で科学者の数が増加し、同時にテクノロジーも進歩するため。

第三は、ナノテクノロジーの出現


イスラエルは、ナスダックに上場した企業の数が、アメリカを除けば、世界で最も多い国。

経済活動に占める研究開発費の割合が世界一大きい国


グーグルCEO エリック・シュミット
「アメリカを除けば、イスラエルが最高」

マイクロソフトのスティーブ・バルマー
「アメリカの会社であるのと同時に、同じようにイスラエルの会社だ」といっている。

ウォーレン・バフェットが何十年も守り続けた外国企業を一切買収しないという自信の記録を途絶えさせた原因、それこそが、あるイスラエル企業の買収だった。

自分が設立した会社で一旦失敗した起業家が、その次にスタートアップする企業で成功する確率はほぼ5分の1.(2006年ハーバード大調査)

この成功率は、起業家の初心者の成功率よりも高く、すでに成功体験のある起業家の率と比較しても低くk内。

ユダヤ人についての格言

ユダヤ人が二人いれば意見は3通りあるーが、イスラエル人に当てはまるのは確かだ。


グループの報告会議の席で重視されるのは、自由闊達で率直な姿勢だけではない。同時に自己批判もまた重視されている。

それは、その場の全員に、つまり同僚、部下、そして上官の誰にも、あらゆる間違いから学んでもらうための手段になるからだ。

悪い決断についての言い逃れは許されない。「自分のとった行動を弁解する姿はあまりみられません。もし失敗したなら、次にすべき仕事は、失敗から得た教訓を広く伝えることです。自己弁護を繰り返す人から学ぼうとする人はひとりもいません」

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感想投稿日 : 2016年8月4日
本棚登録日 : 2016年8月4日

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