「段階の世代」で有名な堺屋太一氏の著作。好きで何回も読んだ本だが改めて再読。読みやすくコンパクトな文庫本だが、組織論の名著だと思う。
組織の良さの3要素「大きさ」「帰属意識と情報共通性」「目的達成能力」が相互矛盾する難しさがある点。
組織の死に至る病「機能体の共同体化」「環境への過剰適応」「成功体験への埋没」の3つ。
これを押さえておくだけでも、組織の健全性を見る目はずいぶん養われるだろう。
皆さんの所属組織の健全度はどうだろうか?
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2021年8月7日
- 読了日 : 2021年8月7日
- 本棚登録日 : 2021年8月7日
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