面白い。上下セットで100円で買ったが、こんなにコスパのいい買い物はありえない。
繋がりの薄いようないくつかの要素が終盤に向けて収束していく構成や家族、血をめぐるテーマは他作品と共通するところだが、今作は主人公が凄腕の殺し屋ということで、あまり活字でそういう種類のものを読んだことがなかったので不安もあったのですが序盤はほんと良作アクション映画を観ているようでハラハラしましたし、終盤はミステリーの面白さや家族というテーマの掘り下げに引き込まれと、著者と翻訳者の力量やはり高い。オチの部分で一つ個人的に大嫌いなことやっているのに、まあいっかと思えるほどに別の部分で感動や高揚を味わえました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月8日
- 読了日 : 2017年7月8日
- 本棚登録日 : 2017年7月8日
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