輪違屋糸里 下 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年3月9日発売)
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本棚登録 : 2058
感想 : 179
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これまでの新撰組モノとは全く違った。
タイトルに登場する女性は『糸里』だけだが、何人もの女性が糸里と同じくらい重みを持って登場し、それぞれの立場から新撰組に様々な思いを持って接し、見送った。
それぞれの心の中は本当に優しくて暖かかったのに、それを通じ合わせることができなかった。
「そういう時代だったからね」という一言が、本当に重いと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2011年12月24日
読了日 : 2011年12月24日
本棚登録日 : 2011年12月17日

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