活版印刷三日月堂シリーズと同じく川越が舞台。三日月堂に登場したお店の名前等々が話の端々にでてきて三日月堂の世界と繋がっているのがうれしい。
個人的には三日月堂に比べてウェット過多で時々読み心地がわるい。
でも基本的にはいいお話でした。家の声とは住人の想いでもあるのかな。
ただ話を動かすのに必要なのかもしれませんが、べんてんちゃんが天然を理由に他人の事情に無遠慮に踏み込むのには嫌悪すら感じました。天然と称すれば悪気なくとも他者への配慮のなさが許されるわけではないです。
次巻があるならこういう無神経な形で話を動かす手法ではないといいなと思います。
読書状況:読み終わった
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2019年読了_本
- 感想投稿日 : 2019年1月11日
- 読了日 : 2019年1月11日
- 本棚登録日 : 2019年1月11日
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