孤独に裏打ちされない愛はない。
と観念的に考えていた高校時代。
読み返してみると、失恋のところが一番すとんと落ちる。
「孤独は失敗によって次第に靭くされ、恐れることなく自分の傷痕を眺められるようになる」
惜しみなく愛は奪うという本に通ずるところが多い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
福永武彦
- 感想投稿日 : 2021年8月19日
- 読了日 : 2021年8月19日
- 本棚登録日 : 2021年8月19日
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