「赤鼻のトナカイ」や「七つの子」など、有名な童謡について書かれています。半分くらい知らない歌だったけれどそれでもまぁ楽しめる。
内容は「なぜその歌が出来たか?どうしてこういう歌詞なのか?」ということを、作詞家の出生まで辿ったりしながらつきつめていくというもの。今は平和に見える日本も昔は我が子を手にかけるようなことがあり、そういう悲しい時代背景から生まれている曲も多いようです。
へぇ〜と思いながら読めるものの、全体的に著者の思い込みや想像が多くて、気をつけて読んでいないとその想像の文章が事実のように頭に入ってきてしまうのが微妙。歴史を紐解いてわかったことを現代人にもわかりやすいように書いたことが、結果的にどこから想像なのかをわかりにくくしてしまったのでしょう。
なんとなく読み味がイマイチだったので☆は2個。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
図書館
- 感想投稿日 : 2010年1月6日
- 読了日 : 2010年1月6日
- 本棚登録日 : 2010年1月6日
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