歌うカタツムリ 進化とらせんの物語 (岩波現代文庫 社会341)

著者 :
  • 岩波書店 (2023年7月14日発売)
4.25
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 62
感想 : 8
4

進化論の歴史における 選択か偶然かの一進一退の論争をカタツムリを軸に描き出す。進化論の進化の歴史というべきか。読んでいて、わかったようなわからないような気分になる。適応主義陣営も遺伝的浮動がまったくないとは言っておらず、中立説陣営も自然選択の存在を認めていないわけではない。ワタクシの理解では程度問題の話をしているのである。なのに(またはそれゆえに)この激しい議論。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2024年3月20日
読了日 : 2024年3月11日
本棚登録日 : 2024年1月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする