ファストフードや食品産業への目線、ヒッピー礼賛的なところなどは皮相的に思えるが、それでもアメリカの食文化の歴史の手頃なまとめ。特に前半が面白かった。
ファストフードを格差社会とシンクロするものとする一方で、有機農業・地産地消みたいなのや多様なエスニックフードなどをその対抗軸と位置づけようとしているが、そういうのこそ、ある程度は裕福な人しか関心を持たない /持てないことなんだよね。
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2021年2月6日
- 読了日 : 2021年2月6日
- 本棚登録日 : 2021年2月2日
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