「精神科医がものを書くとき」の分冊。小出版社の編集者が、著作集などから漏れていた、あちこちの機関紙などへの寄稿文までもを探し出して編んだ一品である。
例えば「クラス会に出る」というありふれた主題の文章、一千字程度の医事新報新年号に掲載される自由題の随筆。そんな、いわば雑文までもが目を瞠るキマリようなのである。ヨーロッパ各国の旅行記が含まれているのが、割と目新しいテーマとして面白く読んだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月5日
- 読了日 : 2010年6月2日
- 本棚登録日 : 2018年11月5日
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