織田作之助『蛍』
当人の名前そのものが出てくるまで坂本龍馬に纏わる話とは気づかなかった。司馬遼太郎に先立つこと20年弱、オダサクがこんなの書いているとはチト意外
日影丈吉『吉備津の釜』
幻想譚のごとくだったのをパッと現実に引き戻す手際がうまい。洲ノ木の心理描写も読ませる。川蒸気とやら乗ってみたいね
室生犀星『津の国人』
王朝もの、と言うのだそうだ。独特の味があり、ヤキモキしながら読んでしまうのだが、なんというかtoo much。あなた何者なんですか筒井さん
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2021年4月11日
- 読了日 : 2021年4月10日
- 本棚登録日 : 2021年4月10日
みんなの感想をみる