『はじめに』
・本書はそうした私自身の経験をもとに、「メディアと脳」という視点から、どうすればメディアの「洗脳」から解放され、自分自身の人生を取り戻すことができるのか、できるだけわかりやすく説明することを心がけてまとめました。
『第1章 テレビは見てはいけない』
・テレビは私たちの心の中に、臨場感を感じる空間をつくりだします。そしてその空間に、映像と音声を介して絶え間なく情報を書き込んでいく。その情報が私たちの内部表現に変化をもたらし、自分が感じている空間の認識を変えさせて、結果的に自分自身をも変化させてします。
『第2章 脱・奴隷の生き方』
・人間が快適に生活できる外部環境にはある程度の幅があり、その幅のことを「コンフォートゾーン」と呼びます。
・コンフォートゾーンは固定されたものではなく、訓練しだいでズラすことができます。
・どうすればコンフォートゾーンをズラすことができるのでしょうか。①暫定的なゴールを一つ設定する。②そのゴールを満たした未来が必ず来ることをリアルに思い浮かべる。③その場合、自分は現在どうあるべきかを徹底的に吟味する。
・私の考え方を若い人に伝えると、「『have to』ではなく『want to』で生きたいけれど、経済的に不可能ではないか」としばしば反応されますが、その考えも誤っています。そういう人が気にしているのは、やりたいことをやることで職を失ってしまい、欲しいものが手に入らなくなるかもしれないという恐怖でしょう。では、その「欲しいもの」は、本当にあなた自身が欲しいと感じているものなのですか?ブランド、マイホーム、はたまたお金そのもの…。テレビを中心としたメディアに「欲しい」と思わされているだけではないですか?
『第3章 日本人はなぜお金にだまされやすいのか』
・この世に、読まなければならない空気なんか本来ないのです。
自分は本当になにがしたいのか…
- 感想投稿日 : 2012年12月31日
- 読了日 : 2012年12月31日
- 本棚登録日 : 2012年12月31日
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