2冊。同著者の前作『月光』と同じ学校だったこと、2巻目を読んで分かった。『月光』はかなり前に読んでいたので、ほぼ全部覚えていない。これから読む人は『月光』に続けて読むことをお勧めする。
で本作は1巻目は希死願望男子がとんでもない危ない奴で緊張感ハンパなかった。彼に嫌悪感。自分は死のうが生きようがどうでもいい、からといって他人を殺すのもどうでもいいという思考回路、無敵の人そのままじゃん。でも彼以上に頭のネジが弾け飛んでるのが理子。彼女の同情や慈悲の気持ちは完全ゼロで、好奇心のみで無敵の人を質問責めにするところは読んでいて清々しい。
2巻目は法廷劇の様で色々仕掛けがあって驚かされた。ここで『月光』の月森葉子登場。"あばずれガール"のマリリン先輩良いね。この作品自分の欲望第一の人しかおらんのじゃなかろうか?なお、2巻の死にたがり君は良い奴。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2023年10月6日
- 読了日 : 2023年10月6日
- 本棚登録日 : 2023年9月26日
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