作者にしては珍しく暴力や性描写の少ない作品。キョウコはしなやかに、『水が高いところから低いところへさらさらと落ちるように』、意志を持って行動する。キョウコは常に肯定的な面のみを読者に見せるためどことなく不自然な印象を受けるが、作者にとっての理想の人間(人間であり、女ではない)を具現化させるとこうなるのかもしれない。
映画版は、高岡早紀のダンスが酷すぎる…
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- 感想投稿日 : 2011年7月31日
- 読了日 : 2011年7月31日
- 本棚登録日 : 2011年7月31日
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