南極のペンギン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2003年11月20日発売)
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本棚登録 : 120
感想 : 20
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〜「自分軸」に出会う本〜

みなさん、おはようございます☀️
ママ専門コーチのゆうきです。

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いつもご覧いただきありがとうございます♪

ーー内容ーー
高倉健さんの40年間余りの映画俳優人生の中で、世界中で出会った人達を紹介するハートフルな本。過酷な撮影現場のリアルな話から、優しさ溢れるエピソードまで短編で綴られているので読みやすいので子育ての合間でも気軽に楽しめます。文字がとにかく大きくてルビ付きなので小三の息子も読めました。

ーー感想ーー
撮影で世界中を飛び回った高倉さんが優しく尊敬の念をもって書き綴っているのが伝わる本。

本の中で、様々な人たちが書かれている。


「ここに住むと人間を信じることができる」と言った北極に住むインド人ガイド
なによりも命を大切にする南極スコット基地の隊長
「じょうだんじゃ、ナイよ」と言いながら心を込めて料理をつくるハワイのベトナム料理人
「千日回峰」という仏教の中で最も厳しい修行を2回も成し遂げたお坊さん
息子を心配して長文の手紙を何度も送ってくる高倉健さんのお母さん
命を削って絵の具に溶かしたような絵を描いた奄美の画家(田中一村)


この人たちの中には「信念」「願い」「こだわり」などの自分軸があり、それを自分なりに行動にしている姿が印象的。

ーー

子育てをしていると、目の前のことに一生懸命になりすぎて、何を軸に物事を判断したらいいのかわからなくなる時がある。

そんな時、ふと立ち止まって自分の「信念」「願い」「こだわり」などの自分軸を感じてみる。

それは嬉しい、悲しい、悔しい・・・など、感情が動いた時に現れる。

感情が動くということは、軸からズレたり、合致したり、ふみにじられたりした時にそうなるから。

この本を読んで自分ごととして考えてみると、気づきがあるかもしれません。

あなたの軸は何ですか?



最後まで読んでいただきありがとうございます

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生
感想投稿日 : 2022年12月24日
読了日 : 2022年12月23日
本棚登録日 : 2022年12月14日

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