一度は言われてみたいと思えるタイトルに惹かれ手に取りました。
全24編が収録された恋愛短編集です。
どの短編も派手さはなく誰もが経験する様な日常のひとこまを切り取った様な作品です。
それぞれの主人公が体験する恋愛の喜びやトキメキ、苦しみや別れ… 。
等身大の恋人たちがそこに存在していて感情移入出来る作品でした。
角田さんの長編に時折見られる毒の部分は一切なくソフトで優しい短編集で読後感も爽やかでしたがショートショート的な作品が多く全体としては物足りなさも残りました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月31日
- 読了日 : 2015年2月8日
- 本棚登録日 : 2021年1月31日
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