春と修羅 (愛蔵版詩集シリーズ)

著者 :
  • 日本図書センター (1999年9月25日発売)
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本棚登録 : 336
感想 : 28
5

賢治の詩をちゃんと読んだのは初めて。

まさに宇宙的な視野が表出されている。凡人の私が読めば彼の才能が非凡であることはすぐわかる。他の詩人にはない表現とファンタジー。すごい。

出版当時の形で読みたいとこれを選んでみたけど、読みたかった詩は載っておらず、それはどうも後から書いた「春と修羅」の補稿というのになるのかなぁ。
とし子への思いを抱いての旅の途中に立ち寄った「旭川」だ。知ってるけど、本の中で読みたかった。

手垢のついてない本を借りるのは気が引けた(図書館)けど、やはり全集で読むべきでした。

賢治の詩を諳んじられたら素敵だろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読み応えあり!
感想投稿日 : 2016年3月9日
読了日 : 2016年3月9日
本棚登録日 : 2016年3月9日

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