「沈黙」で刷り込まれたイメージと実際の布教の(フロイスの主観だけど)違いに「あれ?!」。
神聖なものはアジアだろうが西欧だろうが良いなと漠然と思っていて、無宗教でも異教でも困ったときだけでも許してくれるのが(キリスト教に限らない)神と思う反面、困ってもほぼ助けにならないというスタンスで生きていると信者の書き残したものに新興宗教の対応とほぼ同じに見える。ここにあるのはキリスト教でも宗派が違うとまた対立があるのだった。
殉教と言いながら処刑なのに、死を歓喜して迎えるとか、13歳の子供はその死の瞬間、想像や信じたこととぜんぜん違ったのではないだろうか。それはそれは無情で残酷な死だったと思う。
神の祝福により殉教を授けた云々に違和感炸裂でした。
冒頭、読んでも意味が分からず、何度も同じ文章を読み直す。日本語として成り立っていない文章は訳者が帰化した人で納得。こんな日本語で出版してイイの!?とびっくりもした。
読書状況:読み終わった
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読了困難
- 感想投稿日 : 2018年10月21日
- 読了日 : 2018年10月21日
- 本棚登録日 : 2018年10月21日
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