宮本武蔵最終巻。
お杉婆が山姥のようであった。
初めてこの本を読んだのは、伊織や城太郎に近い年齢の頃であった。読むと言っても、当時の自分にはこの物語を読み解く力はなく、視線が文字を上滑りしただけだったらしい。どんな話だったか全然覚えていなかった。途中で挫折した可能性も十分に考えられたが、全巻にしっかりと手垢がついていたので頑張って捲ってはみていたらしい。
武蔵の年に近くなった今となっては自分も少しは成長したようで、さらさらと楽しく読むことができた。
正直、内容がどうこうではなく、しっかり話を理解しながら読めたということ自体がうれしい。
今後も過去に読んだ作品を読み返してみると一層楽しめるかもしれない。
読書状況:読み終わった
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本
- 感想投稿日 : 2018年2月11日
- 読了日 : 2018年2月11日
- 本棚登録日 : 2018年2月11日
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