官能小説家・右翼マンガ家ほか三足のワラジを履く睦月影郎だけに、フェチ心と愛国心に充ち満ちた「古事記」の紹介になっている。
おさな心にアメノウズメにはときめきを覚えたし、長じてオオゲツヒメにもやもやした。カバーイラストに描かれた女神はウズメだろうか?
著書にかかったら、古事記はフェティッシュ満載だ。
旧約聖書にせよ古事記にせよ、最初の方はファンタジックで面白いのだが、後ろへゆくと歴史的記述が多くなり、感興を削ぐ。
本書も上つ巻だけ読んで、長らく放置していた。
久々にひもとく。古代天皇には奇人変人も散見するので、そこをフックに読み通す。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年5月27日
- 読了日 : 2021年5月25日
- 本棚登録日 : 2021年5月23日
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