永田町で逢いましょう (i novels)

  • 雄飛 (2007年1月1日発売)
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本棚登録 : 20
感想 : 4

タイトル:永田町で逢いましょう
著者名:四谷シモーヌ
イラスト:稲荷家房之介
出版社/発売元:雄飛
シリーズ名:アイノベルズ
発売日:2007年2月 
ISBN:490254363X
税込価格:893円

■Story■
経済産業省のノンキャリアである高梨薫は、
本来キャリアから選ばれるはずの総理大臣秘書官に任命された。
異例すぎる辞令を不審に思いながらも、出世のチャンスと受諾した薫。
けれど総理官邸で薫を待っていた首席秘書官は、
高校時代に薫が利用するだけ利用した捨てた、かつての恋人・水木玲だった—。
エリートばかりの職場で孤立する薫を待ち構えていたように
差し出された水木の手に薫は…。


■カップリング■
【攻】高梨薫/たかなしかおる(30)工藤総理秘書
【受】水木玲/みずきあきら(29)秘書官


■感想■
政界を舞台にしたフィクションだが、政界についての描写はあまり出てこない。
ただキャリアと呼ばれる人種にも様々な障害があり、
蹴落とし蹴落とされる者がいるのだと、現実味のある描写には辟易した。
大どんでん返しと言うか、サプライズ的な要素が好きな著者らしく
最後の最後に突拍子もない展開になり、茫然としてしまうこともあった。
30歳男の純愛ラブストーリーとでも言うのか、
こんな恋愛もいいなぁと思えるセリフ回しが良かった。
最後に、あらすじにあった『かつての恋人』と言う部分だが、
恋人だと断言できるような言葉の描写はどこにもなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2011年6月23日
読了日 : 2009年4月21日
本棚登録日 : 2011年6月23日

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