翔べ、遥か朝焼けの空 幻獣降臨譚 (講談社X文庫)

  • 講談社 (2009年11月5日発売)
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感想 : 3
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P98より
「祖国のため、故郷を守るため、そしてリアラ女神の御為 騎士たちは戦いに赴く。しかし、頭でわかっていても、悲しいかな人の子の身では、気持ちまではついていかない。そのー守るべきもの、善しきもの、美しいものを具体化したのがー先ほどの貴女の姿だったのだ」

「本当は、戦いになんて誰も行きたくない……だが、行かねばならるのならば、祖国やそんな建て前のためよりは、美しい乙女の笑顔を守るため、というほどがどれだけいいか」

「貴女が祈る姿は崇高だった。美しく、清らかで、リアラ女神の愛し子、そう感じさせた。貴女を守ることができるなら、と、騎士たちは勇気づけられた。 -そしてその勇気のおかげで、何人の命が救われることか」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館
感想投稿日 : 2012年2月3日
読了日 : 2012年2月1日
本棚登録日 : 2012年1月28日

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