売れない俳優だった加納健太郎。町工場を経営していた父が亡くなり後を継ぐために俳優を引退した。その後、番頭・須田が金を持ち逃げしてしまう。須田を捉え、話を聞こうとする前に須田は病気で突然死に、そのことで逮捕され受刑者となる。3年の刑務所暮らしを終えると若い美女・宮下が待っていた。加納が俳優時代に世話になったシナリオライター大河原の使いだという。大河原は、もしかしたら自分の娘だという女性が幸せかどうかを確かめてほしいと加納に依頼する。加納は調査を受け、女性を見つけたが…。
軽い感じのハードボイルドで楽しめたんですが、助手となる宮下、頼りになってはいたんだけど明るすぎな感があってあんまり好きでなかったな。それになんとなく結末は予想できたし。しかし、笑いもあり、テンポよく読了。加納のお話、次があれば読んでみたい。
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- 感想投稿日 : 2020年1月26日
- 読了日 : 2020年1月17日
- 本棚登録日 : 2020年1月26日
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