ゲイの美智之輔は美大を卒業後、パリへと留学。そこで大好きな作家と偶然にも出会い、その後、リトグラフとも出会う。恋の行方と美術への道はどうなる美智之輔、といったコメディもの。他の作品とだいぶ色が違う(と思いながらもテンポよく面白く、さっと読めました)。原田さんがこういったもの書くのね、と驚きました。パリの街とかリトグラフのところは割に真面目に書いており、美智之輔のとこだけが女口調で華やかさ炸裂。しかし、芸術家の思い、芸術家の卵の物語として、最後はしっかり読ませました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月6日
- 読了日 : 2018年5月5日
- 本棚登録日 : 2018年5月6日
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コメント 1件
chie0305さんのコメント
2018/06/03