すごく怖いです。
特に恐怖したのが、「自殺実況テープ(音声のみのね)」の話。
自殺する前に録音したテープが、作中に記されています。
このテープ、プロのテープ起こし業者に、このテープを文字に起こすよう依頼したそうですが、あまりの内容に最後まで起こせなかったそうです。
それくらい、このテープには詰まっている。
それは文字を読むだけで、充分に伝わってくる。
「事実は小説よりも奇なり」
ミステリー作家の道夫氏はこの言葉を座右の銘にしているようですが、
この本を読むと本当にそうだと思う。
動機、手法、衝動。全てが現実で起こる。
事実は、小説よりも怖い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年9月3日
- 読了日 : 2010年9月3日
- 本棚登録日 : 2010年8月11日
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