就活生の親が今、知っておくべきこと

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2011年11月1日発売)
3.48
  • (3)
  • (8)
  • (9)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 75
感想 : 13

<特に印象に残ったこと>
*「エンプロイアビリティ(雇用されるための能力)」
*「今日より明日がよくなる」「頑張れば報われる」「努力することが美徳」
*学力低下、コミュニケーション力不足、覇気がないとか、常識がないとか、そんな形容詞で語られる「うとりちゃん」と揶揄される世代
*子どもの選んだ企業を頭ごなしに否定しないこと
*昔のままの情報や常識を子どもに押し付けないこと
*「自分が何者なのか」ということを掘り下げる
*自己分析(理解力)は社会理解とセットになってこそ、「今の就活は自己分析が重視されている傾向があるでも
自己分析だけを続けていたもダメなんです。社会を理解していないといけません。(児美川)
*やるべきこと「今の就活状況を理解する」「温かく見守り励ます」「親の仕事観・就業観を語る」「できる範囲で経済的なサポートをする」「生活習慣を整える」、やってはいけないこと「他人と比較しない」「プレッシャーをかけない」「焦らせない」「親の価値観を押し付けない」「子どもの選択した企業を否定しない」
*この人と働いてみたい」と思えるかがポイント
*「ツイッターで日経電子版をフィローしているから、(経済情報)自然と入ってくるようになた」とのこと
*「こうなりたい」と思えるロールモデルを見つける
*自分の能力よりもマッチングやタイミング・・・就活は、受験より恋愛や結婚に似ている。
*何をしたいかではなく、お役に立てるという視点を
*成功する人たちは、キャリアの初期段階でがむしゃらに働き、与えられた仕事を存分に自分で工夫して楽しみ、周囲の信頼を勝ち取っている。
*今の男子が合コンしたい相手は誰かというと、多いのが「看護婦さん」という声だ。今の男子は共働き希望なため、国家資格を有し、一生働き続けてくれて、しかも優しそうなナースが受けている。
*自分がこうなりたいと思うロールモデル(お手本)は身近にいればいるほど、自分の将来を見渡すときにその効果を発揮する
*無期(正規)雇用①「長期蓄積能力活用型グループ」有機雇用の②「高度専門能力活用型グループ」「雇用柔軟型グループ」
の3グループであった。①が絞られ、③だけが膨れ上がり、②のグループが育たなかったと児美川氏は分析する。
*コア人材でいくか、それとも、ジョブ型で働くという戦略を取る
*「ディーセントワーク」(Desent work)という言葉をしった。これは「働きがいのある人間らしい仕事」の意味で、1999年に
国際労働機関ILO総会において21世紀のILOの目標として提案されたという。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 啓発
感想投稿日 : 2012年9月1日
読了日 : 2012年9月1日
本棚登録日 : 2012年9月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする