残業ゼロの仕事術がまとめられている。可視化とコミュニケーションが大事だと思った。
まずは記録。毎朝、 働き始める前に15 分単位で一日のスケジュールを見積もる。実際にどのように仕事を進めたかを記録する。優先順位を意識しながら仕事を進め、終業時に振り返る。この「記録」を「ワークログ(work log)」と呼ぶ。
少なくとも2週間から1ヶ月続けることで、その結果を集計・分析すると、どのような仕事にどれだけの時間を費やしているのか、朝立てた予定がどのようにずれていくのか、本来優先すべき仕事にどのくらいの時間を使えているのかなど、「自分の働き方」を客観的に把握することができる。そして、働き方のクセや問題点など、たくさんの気づきを与えてくれる。
ログを続けてとるのは、やめる時間術と同じ。
大切なのは、「ワークログ」の実施・分析を継続しながら、コツコツとPDCAを回すこと。そうすれば必ずイメージした「めざすべき働き方」に近づいていく。
頑張って「ワークログ」をつけ続けることで、どんな人でも5分以内で書き終えることができるようになる。
終業時にすること。
① 時間見積もりと実際にかかった時間(実績)の差異を明確にする
② よかった点と反省点を振り返る
③ 翌日にやることをピックアップ
①は仕事中にひとつのタスクを終えるたびに記入していく方法でもOK。これによって、仕事にリズム感も出てくるのでおすすめ
やってみた結果、思うようにいかず、残業せざるをえなくなっても、そこにばかり注目しないように。それよりも重要なのは「予定どおりできなかった理由は何か?」「本当に優先すべきものは何だったのか?」などと日々振り返り。
Googleの調査結果。心理的安全性(psychological safety)が共有されたチームの生産性が高い」 と。心理的安全性とは、「このチームなら、自分の意見を笑われない、拒絶されない、叱られない」と思える安心感のこと。
他にも様々な方法が提案されている。
・カエル会議楽しみながら行うのがコツ。よりよいチームの未来をつくりだすための会議。
・朝夜メール。ワークログをチーム全員にメールする。
・3人フィードバック。安心できる環境でないと難しい。
- 感想投稿日 : 2023年8月9日
- 読了日 : 2023年8月9日
- 本棚登録日 : 2023年8月9日
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