イギリスでの家と土地に対する考え方、イギリス各地の特徴的な家の説明がカラー写真と図入りで示され興味深い。3年前イギリス旅行した時、半地下の部分、くっついた街なみ、統一感のある造りなどの理由がわかった。街なみ保全の「コンサベーションエリア」の法律があるようだ。9800か所あるとか。イギリスのドラマに出てくる家の造りの理解に役だった。
イギリスでは家と土地は一体で、家はその土地から「生えている」と表現するそう。土地だけ買って新たに家を建てる、というのはあまりないそうだ。土地がほとんど王室や大貴族、教会が持っているという事情もあるようだ。土地は所有するものではなく「利用するもの」。香港の99年所有もその考えによるとのこと。また日差しが弱いことから、南向きの窓から射す日光などというものには執着しない。都市部では裏庭が一般的で庭も部屋の一部として捉えている。
2018.2.28初版 図書館
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カテゴリ:
本・地理(世界)
- 感想投稿日 : 2020年11月21日
- 読了日 : 2020年11月20日
- 本棚登録日 : 2020年11月13日
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