老人の姿で生まれてきて、だんだん若返ってゆく男の物語。・・というのは映画が公開された時のCMで知っていたが、実際の本人が一番つらいのだろうが、まわりの家族、愛する者もつらいものがあるんだなあ、というのが分かった。夫婦になった相手が若返ってゆく、我が身は年取ってゆく。映画で一番つらかったのは、子供と自分の関係。子供には共に年取る父親が必要だ、この場面になって涙が出てしまった。
ベンジャミンが捨てられた老人ホームに、ピグミー族の男がやってくる。彼も見世物になったりしてなかなかにハードな人生を送ってきたのだが、白人黒人デブにノッポ、みんな人間はひとりなのさ、とベンジャミンに言う。この場面もなかなか印象に残った。
原作がフィッツジェラルドの同名短編だと知って驚いた。読んでみたい。時代背景は原作は南北戦争後らしい。
2008アメリカ
2022.11.23BSプレミアム
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画(洋画)
- 感想投稿日 : 2022年11月29日
- 読了日 : 2022年11月29日
- 本棚登録日 : 2022年11月29日
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