SFなのかホラーなのかハラハラ恐怖を感じながら読んだ。まだわからないことが多かった科学というものへの、人々の畏れを感じる。そういうことは後書きでとても綺麗に書いてあって私の漠然とした感想がストンと腑に落ちた。先の見えない孤独と不安がグリフィンを狂わせたのか、それとも元々秘めていた凶暴性を引き出してしまったのか、後味はやや哀しいがおもしろかった。巻末で紹介されていた色々も読みたい!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月14日
- 読了日 : 2023年8月17日
- 本棚登録日 : 2023年8月17日
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