拳銃と十五の短篇 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社 (1989年2月6日発売)
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感想 : 11

三浦哲郎を初めて知ったのは、センター試験国語の問題文。「素顔」という作品が採られていて、それがなんかとても好きだった。大学の図書館で全集から探して全文読んだなあ。おばあちゃんの方言が味があってねえ。
そのあと「忍ぶ川」とか「モーツァルト荘」「はなます物語」読みました。何度も何度も出てくる、盲目の姉や自死した兄の話が印象に残る。
この短編集は本当にヴァラエティに富んでいて、うまいなあと思わせてくれる。

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感想投稿日 : 2012年7月26日
本棚登録日 : 2012年7月26日

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