後の天智天皇こと、乙巳の変~大化の改新で有名な中大兄皇子を描いた小説です。
文章は一人称で、葛城皇子=中大兄皇子が独白をするスタイルで語られています。
なんとなく、一人称形式がとっつきにくかった感はありますが、本書で中大兄皇子に対する印象が少し変わりました。
王者たる者の深い孤独をのぞき見てしまった。そんな読後感でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2009年12月20日
- 読了日 : 2009年12月2日
- 本棚登録日 : 2009年12月2日
みんなの感想をみる