中大兄皇子伝 上 (講談社文庫 く 1-34)

著者 :
  • 講談社 (2004年5月1日発売)
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本棚登録 : 107
感想 : 11
4

後の天智天皇こと、乙巳の変~大化の改新で有名な中大兄皇子を描いた小説です。
文章は一人称で、葛城皇子=中大兄皇子が独白をするスタイルで語られています。

なんとなく、一人称形式がとっつきにくかった感はありますが、本書で中大兄皇子に対する印象が少し変わりました。

王者たる者の深い孤独をのぞき見てしまった。そんな読後感でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史小説
感想投稿日 : 2009年12月20日
読了日 : 2009年12月2日
本棚登録日 : 2009年12月2日

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