''23年4月25日、Amazon audibleで、聴き終えました。確か、十数年ぶりの、久々の角田光代さんの作品。
なかなかに、凄い小説でした。
アカの他人の事件の補欠裁判員に指名され、裁判を審議していく過程で、いつの間にか被告人に自分自身を重ねていく主人公…自分も、夫と義父義母、娘との間がとても危うい状態である事に気づき…と、苦しい内容でした。
事件を考察することで、主人公が自分を取り戻していく(?諦めていく?)過程が描かれていました。
なんという恐ろしい話ಥ_ಥ
「皆、スレスレなんだよ!」と、首に刃物を当てられたような気がしてます。いや、刺されたのかな?終盤、冷たい汗が出ました。
角田光代さん、audibleに何冊かあるので…もう少し聴いてみます!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
Amazon audible
- 感想投稿日 : 2023年4月25日
- 読了日 : 2023年4月25日
- 本棚登録日 : 2023年4月25日
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