その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2018年2月15日発売)
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本棚登録 : 4302
感想 : 292
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’21年11月17日、読了。井上真偽さんの小説、初。

凄い!「まだこんな発想があったのか⁉」との宣伝文句そのまま!完全に、持っていかれました!奇跡の存在を証明しようとする探偵とは!

本作も、最近読んだ「人間に向いてない」も、「medium」もそうでしたが…今まで知らない作家さん達の、世で評価の高い作品を読んで…凄いんだなぁ、と、本当に思いました。よく考えつくなぁ、と。読書という趣味の世界は、読んでも読んでも、また新しい出会いがある!凄いですね。

本書での最初の対決の章(第二章)の、フーリンの「殺殺殺殺殺殺殺…」という心の声に、大笑いしてしまいました!主人公ウエオロよりも、フーリンが大好きに!二人の面白い関係、とても魅力的です!

井上真偽さん、他の作品もアタックしてみようと思います!いやぁ、楽しかった!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古本
感想投稿日 : 2021年11月17日
読了日 : 2021年11月17日
本棚登録日 : 2021年11月16日

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