これでもいいのだ (中公文庫 し 56-1)

  • 中央公論新社 (2023年1月20日発売)
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本棚登録 : 690
感想 : 21
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ジェーン・スーさんの 「ものごとの表面だけを撫でるのではなく、奥にある物まで思考を突っ込んで、そこにある物を引き出す」言葉が自分も好きです。
綴られているのは、ある意味とても日常的なこと。
でもジェーン・スーさんは沢山の事に気づき、思考に掘り下げて、それを言葉という表現をされる方。
だから沢山の人が共感し、話しを受けとめていることがこの本から伝わってきます。
例えば、「私たちの代弁者」
自分が特に気に入ったのは「『伝える』の先にあるもの」
この一節に出会えただけで、十分すぎる価値のある本でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月29日
読了日 : 2024年2月29日
本棚登録日 : 2024年2月24日

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