さすがです。戦争や国家権力について、考えさせられる短編が並んでいます。
「悪魔の開幕」はまるで現代の予言のようです。
「日本は三年前、いまの丹波首相になってから戒厳令がしかれておる」
「映画もテレビも新聞まで検閲され」
「首相は自衛隊をはっきり軍隊といいきり・・・・国民のすべての反対をおしきって憲法を改正してしまった。」
「日本が中国やその他の国の圧力から東南アジアの勢力をまもるという名目でだ!」
この作品が昭和48年に発表された?驚きです。
もしかして、このレビューも検閲されていないだろうか。
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- 感想投稿日 : 2015年6月8日
- 読了日 : 2015年6月8日
- 本棚登録日 : 2015年6月8日
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