ユング心理学入門: 〈心理療法〉コレクション I (岩波現代文庫 学術 220 〈心理療法〉コレクション 1)

著者 :
制作 : 河合俊雄 
  • 岩波書店 (2009年5月15日発売)
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本棚登録 : 749
感想 : 33
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最近、トランスソフィア研究所で「心のシステム・デザイン部会」なる研究会を開こうということで、トランスパーソナル心理学の元祖的存在でもあり、心理学の基本的存在であるユングをベースにすることになって、この本をテキストとして採用した訳であります。まあ、河合隼雄先生を霊的にお呼びしようかと画策していたのですが、どうもお流れになりそうな雰囲気であります^^;
さて、本の感想ですが、いやあさすがユングであります。自我と自己、意識をしっかりと定義しているようです。いやもしかしたら河合隼雄先生が整理しなおしたのかもしれませんが。
ただ、自分としては、心理学はインド哲学から1000年遅れていると感じるぐらいにレベルが低いと思っているのですが、まあ、そういう意味では東洋思想の極一部分を西洋的に解釈したようなものなのかもしれません。

レベル:325

まあそんなもんでしょうか。
当時の西洋思想に与えた影響という意味では非常に価値が高いのかもしれませんが、真理からはまだまだ遠いのであります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心理学
感想投稿日 : 2014年5月21日
読了日 : 2014年5月21日
本棚登録日 : 2014年5月21日

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