醜聞の作法 (100周年書き下ろし)

著者 :
  • 講談社 (2010年12月21日発売)
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本棚登録 : 216
感想 : 35

●・・・・・・・さとうせんせいはなにか改心でもされたんでしょうか。
噂で人々をコントロールする物語と書くとすごーく底意地悪そうなのに、なんだかたわいもないお話だぞ? いやいや佐藤亜紀がこんな素直な小説を書くわけがない、ちゃんと読めばきっとどこかにえげつない毒が!
でもなんと言うことでしょう、これなら古典を好む上品な50代にも勧められるわってあら??

●大衆の好みを読んで煽ってお望みどおりの世論をつくった上できっちりきれいに火消しする弁護士先生を、とかく炎上させるだけさせといて放置する昨今の方々は御見習い下さい。
なんか見落としてる気のするあまりうっかり再読しそうだがしない。

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感想投稿日 : 2011年6月20日
本棚登録日 : 2011年6月20日

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